森川のロストフォーム
1985年、森川産業は消失模型鋳造法(ロストフォームプロセス)による自動車用ベアリングキャップの量産を開始しました。 耐久性や安全性において高いクオリティが求められる自動車用部品。 森川産業のロストフォーム技術は世界中から高い評価を得ています。
ロストフォーム(消失模型鋳造法)について
その名の通り、『模型を消失させる鋳造法』です。 特殊な発泡スチロールの製品模型を乾燥した砂の中に埋設し、そこに溶けた金属を流し込むことで、 発泡スチロールが溶けた金属と置換し、製品模型通りの鋳物が完成します。 この鋳造法をロストフォーム(消失模型鋳造法)と呼びます。 ロストフォームの特長として、誰でも簡単にできる軽い発泡スチロールの組立て等によって作られた 模型を砂に埋設させるだけであるため、複雑で寸法精度に優れたニアネット・シェイプ (near net shape)な鋳物の生産が可能です。 また、砂は100%再利用可能であることから環境に優しい生産工程であると言えます。